当社が共有する顧客体験データは以下の2種類に分けられます。

1. 個人データ（定義はHubSpotデータ処理契約を参照）
2. 使用状況に関するデータ 

当社は、お客さまがウェブフォームを送信した場合や当社のウェブサイトを利用した場合（HubSpotブログの読者登録、ウェビナーの参加申し込み、カスタマーサポートへの問い合わせなど）にお客さまから個人データを収集しています。また、お客さまがHubSpotアカウントの登録、ユーザー情報の作成または変更、各種設定を行ったり、ご契約中のHubSpot製品やサービスへのアクセスまたはその利用に必要な関連情報を提供したりする場合にも個人データを収集します。 

使用状況データには、お客さまによる製品やサービスの使用および操作に関する測定指標や情報が含まれます。例としては、最もよく使用される製品機能、オブジェクト（取引など）の作成およびクローズ日時、アカウント内で特定の機能（ワークフローなど）がトリガーされた頻度などが挙げられます。

HubSpotはお客さまのデータのプライバシーを確実に保護するために、匿名化手法を採用し、データを特定の個人または法人に結び付けられないよう、特定につながる情報を削除または修正しています。また、設定したサンプルサイズのしきい値である100に満たない地域または業種からの集計データは共有していません。

顧客体験データは、HubSpotのお客さま十数万社のからの集計データに基づいています。実際のグラフや統計情報ごとの具体的なサンプル数と集計対象となる条件については、各グラフの説明または統計の脚注をご覧ください。

各測定指標の平均伸び率は、HubSpot製品の購入から所定の期間が経過した時点のお客さまの実績を、購入後1か月間（取引件数や比率に基づくデータの場合は3か月間）の平均と比較したものです。

例えば「10％向上した」と書かれている場合、基準値と比べて10％高いということを意味します。初月の月間訪問者数が100人で、12か月後に50％向上したのなら、12か月目の月間訪問者が150人に達したということです。

当社が提供する平均伸び率の値には、お客さまの実績をできるだけ正確に反映することが非常に重要だと考えています。そのため、当社はお客さまのデータの分析に先立ち、データをふるいにかけ、エラー、欠損、分布状況について確認しています。また、複数の統計手法を使用して外れ値を特定し、データのクレンジングを行うことで、通常とかけ離れた値により月間平均値の精度が低下しないようにしています。分布の偏りが極めて大きい場合には、平均値の代わりに中央値を使用しています。偏りが大きいデータの中心傾向を表す上では、中央値が最適な尺度であるためです。

結論から言えば、「いいえ」です。HubSpotの顧客体験に関するグラフや統計情報は、世界各地でHubSpotを利用されている十数万社のお客さまの集計データに基づいたもので、参考情報としてのみ提供されています。本ページをお読みの皆さまやHubSpotを含む個別企業の実績は、市場、顧客基盤、業種、地域、規模、その他の要因に応じて異なりますのでご注意ください。